【借金が複数ある方におすすめ】返済の優先順位の決め方•総支払額に差が出る返済方法

家計全般
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どのローンを優先に返せばよいかわからない・・・
ローンがいくつもあって状況がよく分からない・・・

複数の借入があると、どれから返せばよいか分からなくなりがちです。
この記事ではそんな方に借金返済の優先順位と総支払額に差が出る返済方法の基本的な考えをお伝えしたいと思います。

結論からお伝えすると金利が高い借入から返済を優先的に行うことが基本となります。
ですが、公共料金、家賃(住宅ローン)など毎月支払うべきものもありますので、総合的に考える必要があります。

他の記事でお伝えしましたが我が家も大きな借金を抱えていました。現在も返済中ですが、優先順位や枠組みを決めるにあたって、この基本的な考えを参考にしました。

この記事が、複数の借金を抱えている方の手助けになればうれしいです。

金利の高い借入から返済を行う

返済の優先順位が高いのは、金利の高い借入です。

金利が高いほど利息額は多くなり、総支払額は高くなりますので、優先順位は高くなります。
さらに元金が大きいものは、なおさら優先度が高くなります。

ボーナスなどで一括返済ができるのであれば、少額で金利の高い借入を一括返済することも有効です。管理の手間が省け、ストレスが軽減します。

以降は、返済額や優先順位を決めるにあたり必要な考え方や決め方をお伝えします。

すべての借金のリストを作成する

借入の情報をまとめておきましょう。まとめることで頭の中の整理ができます。状況を把握するためにも、一覧表の作成をおすすめします。

借入先ごとに、元金(残りの金額)・金利・月の返済額・返済日を書き出します。
金利の高い順に並べておくと、優先順位がそのまま見えるのでおすすめです。

借入先元金(残高)金利(年)月の返済額返済日
A社(キャッシング)300,000円18.0%10,000円毎月5日
B社(カードローン)500,000円15.0%15,000円毎月27日
C銀行(マイカーローン)200,000円8.0%5,000円毎月10日
合計1,000,000円30,000円

※数字は記入例です。ご自身の借入に置き換えて作ってみてください。

作っていなかった人は漠然とした不安が大きかったと思いますが、一覧表を作成することで頭の中が整理できます。

家計の収支表を作成する

1カ月の収支表を作成して、毎月どれくらいの返済が可能なのかをはっきりさせておきましょう。

ここで、公共料金など家庭のインフラ、住宅ローンなどは最優先にしておくことが重要です。生活が困窮したり、信用情報が傷ついたりしないように返済額を算定しましょう。

利息と返済期間を計算する

次に、現在返済している借入の利息額を把握しておきましょう。
利息額は返済期間に大きく影響します。返済方法を変えた場合にどう変化するのかを知るためにまずは現在の利息額を知ることは大切です。
計算はとてもシンプルで、次の2つの式だけで大まかにつかめます。

残金・利息の計算方法
  • 1カ月分の利息 = 借入残高 × 年利 ÷ 12
  • 元金が減る額 = 月の返済額 − 1カ月分の利息
計算例:30万円を年18%で借りている場合

1カ月分の利息は、300,000円 × 18% ÷ 12 = 4,500円です。

ここで月10,000円を返済しても、元金が減るのは 10,000円 − 4,500円 = 5,500円だけ。返した金額の半分近くが利息に消えている、ということです。

この条件のまま返し続けると、どうなるかを比べてみます。

月の返済額完済までの期間支払う利息の合計総支払額
10,000円41カ月(約3年5カ月)約101,500円約401,500円
20,000円18カ月(1年6カ月)約42,400円約342,400円

※元金30万円・年18%で試算

月の返済額を1万円増やすだけで、期間は半分以下、利息は6万円も減ります。返済期間が長いほど利息を払い続けることになる、というのがはっきり分かると思います。

利息額が多すぎたり、返済期間が長すぎたりすることで、支払いがきつくなってくる場合があります。別のローンへの借り換えや、このあとに記載するおまとめローンを検討する必要があるかもしれません。

※実際には日割り(残高 × 年利 ÷ 365 × 日数)で計算する金融機関もあり、数字は多少前後します。正確な金額は借入先の返済シミュレーションでご確認ください。

アバランチ法とスノーボール法

複数の借金を返す方法には、大きく2つの考え方があります。どちらも「すべての借入に最低返済額は払い、余った分を1本に集中させる」やり方ですが、どこに集中させるかが違います。

2つの考え方
  • アバランチ法(高金利優先)…金利が高い借入から集中して返す
  • スノーボール法(少額優先)…残高が少ない借入から集中して返す

先ほどの一覧表(A社30万円・年18%/B社50万円・年15%/C銀行20万円・年8%、合計100万円)で、返済にまわせるお金を月40,000円とした場合を比べてみます。

返済方法集中させる先完済までの期間支払う利息の合計
アバランチ法A社(年18%)から30カ月約185,400円
スノーボール法C銀行(20万円)から31カ月約210,000円

※上記条件での試算。完済した借入の返済額は、次の借入にまわす前提

差は約25,000円。総支払額を少なくしたいなら、答えははっきりしていてアバランチ法(高金利優先)です。金額が大きくなるほど、この差は広がっていきます

それでもスノーボール法が向く人

返済は数年続く長い話です。「1件完済できた」という手応えがないと続かない、という人も多いと思います。

スノーボール法は借入の件数が早く減るので、管理しやすくなり、達成感も得やすい方法です。数万円の差より続けられることを優先したい方は、こちらを選ぶ判断もありだと思います。

複数の高金利の借入がある場合はおまとめローンを利用する

我が家はおまとめローンを利用したことで管理が非常に楽になりました。ですが、場合によって、デメリットもあります。
メリットとデメリットの両方をお伝えします。

メリット

メリット
  • 金利を下げられる可能性が高く、月の返済額が抑えられる
  • 複数あった返済日が1回となり、管理が非常に楽になる

デメリット

デメリット
  • 審査があるため、必ず利用できるとは限らない
  • ローンによっては月の返済額が下がるため、返済期間が伸びる可能性がある
  • 金利が下がっても、総支払額はかえって増えることがある

「月々が楽になった」=「得をした」ではないので注意

ここが一番の落とし穴です。金利が下がっても、返済期間がそれ以上に伸びれば、支払う利息の合計は増えます。

金利(年)月の返済額完済までの期間総支払額
まとめる前15.0%30,000円44カ月約1,301,700円
まとめた後12.0%18,000円82カ月約1,467,000円

※借入100万円での試算

金利は3%下がり、月々の負担も12,000円軽くなっています。それでも総支払額は約165,000円増えています。返済期間が44カ月から82カ月へ、倍近く伸びたためです。

対策はシンプルで、月々の返済額をまとめる前と同じ水準に保つことです。上の例なら、まとめた後も月30,000円を返し続ければ、完済は40カ月・総支払額は約1,176,400円となり、まとめる前より約125,000円少なく済みます。

「月々が楽になる」ことと「支払う総額が減る」ことは別の話です。申し込む前に必ずシミュレーションを行い、金利・月の返済額・返済期間・総支払額の4つを、まとめる前と並べて比べたうえで利用の検討をしてみましょう。

我が家の返済方法

我が家は670万円の借金がありました。内訳はざっくりですが、

  • カードローン 3社 約190万円 金利12〜18%
  • ショッピングリボ 3社 約135万円 金利17〜18%
  • 銀行ローン 2社 約345万円 金利8〜14%

運が良いのか、状況を知らずに私が持っていた貯金が350万円あったおかげで320万円に減額できました。
貯金350万円を全額使って行った返済の順番は  

返済の順番

1, ショッピンクリボを全額返済
2, 金利14%の銀行ローン 
3, 残りをおまとめローン(金利7%)で借り換え

現在は、金利7%のおまとめローンを月々約5万円返済している状態です。
支払い総額を減額、月の支払いも減額することができました。また、複数あった引き落とし日が
おまとめローンに借り換えしたことで月に1日になったことで管理が非常に楽になりました。

基本的にはお伝えした優先順位で返済を行い、おまとめローンに借り換えを行ったわけです。

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まとめ

今回は借金が複数ある方におすすめ・返済の優先順位の決め方 総支払額に差が出る返済方法をお伝えしました。

まとめると以下のようになります。

まとめ
  • 金利の高い借入を優先的に
  • 全てのローンのリストを作りましょう
  • 家計の収支表を作りましょう
  • 利息と返済期間を計算しましょう
  • 複数の高金利の借入がある場合はおまとめローンを利用する

複数あることで頭の中が複雑になりますが、表を作って分かりやすく整理する。
各ローンの金利と支払い総額を捉える。
ここがポイントになると思います。

返済がきつい方、この記事の内容が参考になって返済が楽になってくれたらうれしいです。

ローンを減らして家計改善を進めていきましょう。

※本記事は一般的な情報提供であり、個別の判断は金融機関や専門家にご相談ください。記載の試算はいずれも一定の条件をもとにした概算です。適用される金利や返済条件は借入先・契約内容によって異なります。

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